「自分の市場価値」という言葉を聞くと、多くの人がまず年収を思い浮かべます。転職サイトの査定機能を使い、提示された金額に一喜一憂する。それも一つの目安ではありますが、実際にはもっと多くの要素で構成されています。

市場価値とは、突き詰めると「その人が、どの環境でどれだけの成果を再現できそうか」という周囲からの期待値です。年収は、その期待値を数字に変換した結果のひとつに過ぎません。

市場価値は「年収」だけでは測れない

同じ職種・同じ年収でも、会社の規模や業界が変われば求められる役割は大きく変わります。今の会社での評価がそのまま他社でも通用するとは限らず、逆に、今の会社では埋もれている強みが、別の環境では大きな価値になることもあります。

だからこそ、市場価値を考えるときは、金額だけでなく「何を強みとして評価されているのか」「その強みは他の環境でも再現できるのか」を分けて考える必要があります。

整理しておきたい2つの視点

2 PERSPECTIVES

01

再現性

その成果は、環境が変わっても再現できるものか。

02

希少性

同じ経験を持つ人材が、市場にどれくらいいるか。

再現性が高く、かつ希少性のある経験ほど市場価値は高くなります。逆に、成果が特定の環境やチームに強く依存している場合、その価値は外に出た瞬間に見えにくくなることがあります。

市場価値は、社内での評価と、
社外からの評価がずれて初めて見えてくる。

客観的な情報は、外の視点からしか得られない

社内での評価だけを頼りに市場価値を判断すると、実態とのズレに気づきにくくなります。同業他社の求人要件を眺めてみる、あるいは第三者に経歴を見てもらうなど、外部の視点を一度挟んでみることで、自分では気づきにくい強みや課題が見えてくることがあります。

LISMICでは、転職を前提とせず、今の経験がどう評価されるのかを整理する相談も受け付けています。数字だけに頼らず、自分の立ち位置を確認したいときに、ぜひご活用ください。